小雪の取り組み 紺さん
じゅんです。
今日もスタッフの皆様の取り組みのご紹介です。
小雪って?
ご存じない方はこちらをどうぞ♪
スタッフの取り組み
二十四節気に合わせて「こんな取り組みしました!」と
教えて下さるスタッフの皆様。
いつもありがとうございます^^
昨日はハッピーフラワーアドバイザーのラビットさんの取り組みを
ご紹介しました。
今日はコンシェルジュの紺さんの取り組みのご紹介です。
紺シェルジュの紺さん
紺さんはコンシェルジュ。いつもお客様のお手伝いをされています。
そして二十四節気に合わせて業務日誌を提出してくださいます。
最近の業務日誌はこちら。
こんな感じ。
さて、小雪の頃。どんなお客様がいらしたのでしょうか??
小雪の業務日誌
こんにちは。コンシェルジュの紺です。
小雪は雪が降り始める頃。
寒さが辛くも感じますが、その中に楽しみを見つけたお客様がいらっしゃいました。
【紺シェルジュの業務日誌〜小雪〜】
吐く息が白くなり、早朝の寒さに思わず手をすり合わせる。
朝食の時間から、チェックアウトのラッシュまでは時々空白の時間がある。
皆様お出かけの荷造りや身支度をしているのだろう。
ふとライブラリに目をやると、表紙を見せて展示している本を見つめる女の子がいる。
昨日今日で一泊されている天野さんご一家の娘さん、
小学4年生の小雪(こゆき)ちゃんだ。
手に取るのを遠慮しているのだろうかと近づき、
「読んでみますか?」尋ねると、うん、と頷く。
手渡した本は『雪の写真家ベントレー』という伝記絵本。
雪の結晶を生涯取り続けた写真家の物語だ。
「雪の結晶を見たことはありますか?」
「んーあんまりない。雪降ってほしいなー」
そう言いながら絵本をめくっていた。
そんな会話をしていると、ご両親が荷物を持って降りてきた。
小雪ちゃんもちょうど本を読み終えたらしい。
ふと思いついて、私はカウンターからあるものを取り出す。
「もし雪が降ったら、これを使うと雪の結晶が見えると思いますよ。
よかったらお土産にどうぞ」
手渡したのはくハガキサイズの黒い画用紙。
落ちてきた雪を受け止めたら、結晶の形が見られるはずだ。
画用紙を受け取ると、「これもらったー!」とご両親のところに駆け寄っていく。
寒い季節も、寒いからこその楽しみを見つけたい…
チェックアウトしていくご一家を見ながらそんなことを感じたのだった。
*****
『雪の写真家 ベントレー』BL出版
ジャクリーン・ブリッグズ・マーティン・作
メアリー・アゼアリアン・絵 千葉 茂樹・訳
https://www.blg.co.jp/blp/n_blp_detail.jsp?shocd=b87524
ベントレーさんの写真集…気になります
こちらのあらすじ、そして紹介されているリンクが素敵です!
http://d.hatena.ne.jp/elkoravolo/touch/20130318/1363616588
黒画用紙と雪の結晶のことはこちらに。
空から降ってくる儚い芸術品。雪結晶の観察に必要なのは
https://matome.naver.jp/m/odai/2138422868229225601
ちょっとしたお子様へのお土産にしますかね…
と見つけた折り紙で雪の結晶
https://handmade3.jp/2065.html
結構楽しいのでおすすめです。
雪の便りが入ってくる時期。
私の家の近辺では、雪が降る事ってなかなか無く
降ったとしても積もるほどではありません。
だからこそ、降った時には大人になった今でも
特別な気持ちになることができます。
今年は黒い画用紙を用意して、雪に備えたいと思いました♪
今回もありがとうございました。次回も楽しみにしています^^