旧暦ホテル ―古くて新しい暦と暮らす―

2018年立春からスタート。旧暦と共に、「大人の本気の『ごっこ遊び』を通じ、ホテルで過ごすような快適な日々を追い求めていきます。

霜降の取り組み 紺さん

じゅんです。

昨日は二十四節気の一つ「霜降」でした。

 

 

霜降とは

 

二十四節気の18番目を迎えました。

北国の方から霜が降り始める時期です。

 

霜は「降る」と表現するんですね~。

調べていて初めて知りました。

霜降に入ったばかりのこの時期、

関西では昼間の日差しはまだまだ強いです。

 

スタッフの取り組み

 

二十四節気に合わせてスタッフの皆様が取り組んで下さった事を

ブログでもご紹介しています。

毎回ありがとうございます^^

次の立春で丸一年。楽しみつつ頑張っていけたらいいなと思っています。

 

さて、今日は旧暦ホテルのコンシェルジュ

紺さんの取り組みのご紹介です。

 

いつも二十四節気に合わせて業務日誌を提出して下さる紺さん。

今回はどんなご依頼があったのでしょうか・・・?

 

霜降の業務日誌 

 

 

こんばんは。コンシェルジュの紺です。

霜降は霜が折り始める頃。
寒くなりつつありますが、

この季節ならではの景色を楽しむお客様がいらっしゃいました。


【紺シェルジュの業務日誌〜霜降〜】
 

朝方のひんやりとした空気を感じ、今朝は布団から出るのが遅くなってしまった。

朝のスタートがせわしないのを引きずったのと、

コンシェルジュカウンターをご利用のお客様が多かったこともあり、

今日の業務終了間際、ふう…と一息つく。

そこへお客様がいらっしゃる。

「明日、このホテルから日光へ行く始発に乗るタクシーを手配したいんですが…」

霜鳥降輝(しもとりこうき)様は時々当ホテルを利用される。

いつも混まない時間を見計らってカウンターをご利用くださるお客様だ。

聞けば今回は「日光三大名瀑」と紅葉のコラボを見るべく、

早朝に動くことにされたそうだ。

「今回行く日光は滝がとても多いエリアなんですよ。

毎年少しずつ攻略しているんです。

僕、滝の魅力を発信してますんでよかったら」
 

そう手渡された名刺には、
『滝マニア・ライター』
の肩書と、ブログのアドレスが記載されていた。


滝マニアだったのか…と思いつつ、

ふと「癒やされそうですね」と言うと、霜鳥様はふっと笑った。

「ぜひ、本物を見に行ってください。おすすめですよ〜」

お部屋に帰る霜鳥様を見送りつつ、

訪れた終業時刻にパソコンをシャットダウンしようとし…

手渡された名刺のアドレスを打ち込む。

映し出される滝の写真に、また一息つく。

うん。確かに癒やされそうだ。

華厳の滝、霧降の滝、裏見ノ滝…日光三大名瀑のページ。

画面に出てくるのは新緑とのコラボだが、

これが紅葉だったら…想像して楽しみになる。
 

数日後に、またブログを見てみよう。

そして可能なら印刷してお客様にご紹介するといいかもしれない。

そんなことを思いながら、ブログをブックマークしたのだった。

 *****

日光三大名瀑:
 

華厳ノ滝…http://www.nikko-kankou.org/spot/5/
霧降ノ滝…http://www.nikko-kankou.org/spot/120/
裏見ノ滝…http://www.nikko-kankou.org/spot/134/

紅葉時期の日光はとーっても混雑します。

早朝がおすすめです。山の上の寒さは冬!という感じ。

山に登らなくても、紅葉は綺麗ですよ。

霜降と霧降って似ているな…からの日誌でした。

紅葉の霧降の滝はこちら
 

https://www.pixpot.net/articles/u_d_view/236/kirifuri-falls-autumn/

 

こちら関西からだと、日光はなかなかの距離で

気軽に行ける場所ではないのですが

お近くの方は是非、紅葉と滝のコラボレーションを満喫しに

日光へ足をお運びください^^

 

ちなみに大阪の紅葉の見ごろは、11月下旬だとか(TVで見た)。

お散歩がてら、どこかに見に出かけたいです。