立冬の取り組み 紺さん
じゅんです。
今日は新月!旧暦神無月の始まりです。
(新月モーニングについてはまた後日)
昨日は旧暦長月、九月三十日。
立冬って?
立冬に関しては、こちらをご覧ください。
スタッフの取り組み
二十四節気の頃になると、スタッフの皆様から
「こんなことしてみたよ~」と教えて頂きます。
毎回とっても楽しみなのですが、今回も早速ご報告頂いています。
今日ご紹介するのはコンシェルジュの紺さん。
業務日誌を二十四節気に合わせて提出してくださいます。
さて、今回の「立冬」には
どんなお客様がいらっしゃったのでしょうか・・・?
立冬の業務日誌
こんにちは。コンシェルジュの紺です。
立冬は冬の始まるころ。時折冷たい風も吹きますが、
今日はほっこりするお客様がいらっしゃいました。
【紺シェルジュの業務日誌〜立冬〜】
今日はあいにくの曇り空。
あまり日が差さないせいか、窓の外が少し寒々しく見える。
日が差したら街路樹の紅葉もきれいに見えるかな…などと考えていると、
お客様がカウンターにいらっしゃった。
「あちらでお茶をいただく間、こちらの本をお借りすることはできますか?」
そう言って『童謡えほん』を差し出したのは60代ほどの女性だった。
お散歩途中に旧暦茶房を見かけ、入ろうとしたところ
お孫さんに、本を読んでほしい!とせがまれたそうだ。
お名前と書名を控えさせていただき、
帰りにもう一度お立ち寄りいただければ大丈夫だと伝えると、
ホッとした様子で絵本を手に旧暦茶房へ向かわれた。
……
しばらく時間が経ち、先程のお客様、笛吹詩子(うすいうたこ)さんと
3歳のお孫さん紅葉(くれは)ちゃんが本を返しに来てくれた。
「さざんか さざんか さいたみちー♪」
返却の手続きをしている間、紅葉ちゃんは「たき火」を口ずさんでいる。
手にとった絵本に、偶然、幼稚園で習った「たき火」があったらしい。
ゆったりした一時になったとのことだった。
「ねーおばーちゃん、さざんかってなにー」
「んー、確か公園にあったね。帰りに見ていこうか」
「いくー!」
手をつないで帰っていく二人を見て、とってもほっこりした気持ちになった。
同時に、さざんかってつばきとそっくりだけど
見分け方わからないんだった…と感じ、調べてみる。
https://lovegreen.net/gardentree/p67942/
山茶花と椿の見分け方!4つの違いがわかれば簡単だった
https://usefultopic.com/archives/1061.html
紅葉ちゃんがサザンカを見られるといいなと思いつつ、
頭の中で「たき火」の歌を思い出していた。
*****
山茶始開(つばきはじめてひらく):立冬の初候
読みはつばきですが山茶花をさしているそうです。
『童謡えほん』萩原昌好・著 あすなろ書房
http://asunaro.bookmall.co.jp/search/info.php?isbn=9784751527085
童謡の「詩」を楽しむ絵本。メロディーがない詩も収録されています。
久しぶりに「たき火」の歌詞を調べたら、
https://sp.uta-net.com/song/38918/
旧暦茶房のみご利用のお客様でも、
お手続きいただければライブラリの本は貸出しております。
…とわかりやすく掲示しようかな。
お散歩途中の楽しいお客様との楽しいひと時を
私も他の仕事をしながらこっそり見ていて
羨ましく思っていました(笑)
「こんなことできるかな?」
「泊まってないけど、いいですか?」
お気軽にコンシェルジュ、もしくはフロントにお尋ねくださいね。