旧暦ホテル ―古くて新しい暦と暮らす―

2018年立春からスタート。旧暦と共に、「大人の本気の『ごっこ遊び』を通じ、ホテルで過ごすような快適な日々を追い求めていきます。

両親おもてなし本番

じゅん(@JMaugun)です。

少し前にこんなブログを書きましたが

 

kyureki-hotel.hatenablog.com

 

先日両親が無事に泊まりに来ました。

 

 

宿泊の理由

両親が泊まりに来る事は、わりと少ないです。

理由は

「わざわざ電車で2時間以上かけて来る事がない」

「泊まる理由は特にない」

という点でしょうか?

また、母は自宅に人を泊める事を苦に思っていないらしく

毎回「うちに遊びにおいで!泊まっていき!」のパターンになるので

私たち夫婦が車で行って、泊まるケースが多いのです。

 

今回は私の妹一家が引っ越すので

(私の実家の家族構成は父・母・私・妹。

現在妹は結婚して、娘が一人います。

妹宅は旧居も新居も、我が家から電車で2,30分の距離)

その引っ越しの手伝いと孫の面倒を見に

数日前から母は妹の家に泊まり

父は引っ越し前日に手伝いに行き、我が家に二人で泊まって

翌朝の引っ越し当日に新居に行く、という段取りになっていたようです。

 

ホテルのように

いつも家に泊めてもらってばかりの私たち。

旧暦ホテルもやってることですし

ホテルに泊まっているような気持で過ごしてもらいたい!

そんな意気込みで出迎えました。

 

マンションの入り口、オートロック部分のインターホンが鳴ります。

モニターには疲れ切った大荷物の両親が。

下からのアングルで母は眼鏡が光って反射し

かなり怪しげな様子でした(笑)

 

ピンポーンと我が家の玄関インターホンが鳴り

「へいへーい」

そう言って扉を開けると

ちょっと顔色の悪い母と、ぐったりした父が。

ですが、玄関に入った途端に「わぁ!」と歓声があがりました。

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そう。覚えていらっしゃいますか?

我が家の玄関はただ今旧暦雛祭りに向けてピンクいのです!

旧暦ホテルロビーは、初めて実際に宿泊客を迎えました(笑)

 

のんびりしてもらう

「いや~、〇〇(妹)の家とは大違いやなぁ!」

母が嬉しそうに言います。

引っ越しど真ん中のあの子の家と比べられてもなぁ^^;

(実は妹の家は普段から結構片付いてなく、そのことはよく話題にあがります)

 

両親は疲れ切っており、母は風邪をひいていて

喋りだすと咳が出てなかなか止まらない上

頭痛も酷いそうで、ソファーで横になっていました。

 

「〇〇(妹)の家で何日か寝たけど、

布団も枚数ないし固いし、

〇ちゃん(孫)のオモチャ出しっぱなしの中で横になって

全然落ち着かんし寝られてないんよ」

 

そんな状況で風邪もよくなるはずもなく、ちょっと辛そうでした。

父はというと

 

「今日はじゅんが作ってくれるカレー、楽しみに来てん^^」

 

このセリフ、3回は言ってました。

普段は無口なカレー大好きな父。

余程楽しみにしてくれていたのでしょう(笑)

 

夕食

3人ともお風呂を先に済ませ(夫は仕事中)

父が楽しみにしていたカレー!

 

「お父さん、生卵落とす?」

「いや、カレーの味だけで楽しむ」

 

どんだけ楽しみやねん(笑)

 

この日の献立はカレーとサラダ。

しばらく妹の家と自宅と自分の実家(祖母の家)を

行ったり来たりしていた母は

「こんなに落ち着いて食べたの久しぶり~!」

感激してくれました。

 

父は私の作るカレーの味も気に入ってくれたようで

お代わりまでしてくれました。

 

ゆっくり寝る

リビングの隣にある和室に、布団を二組敷き

二人が到着する前に準備万端整えておきました。

 

我が家の和室は、数年前にリフォームした自慢の部屋。

こう言っちゃ何ですが、和モダン旅館のような部屋です(笑)

リフォーム業者さんが、ものすごく素敵にデザインしてくれました♪

 

普段はそこでPC作業をしたり(今もこうして書いてます)

着物を着たり、ゴロゴロしたり

夫が自分のCDコレクションを和室に保管しているので、

CDを選んだりしていますが

来客時には泊まって頂くお部屋になります。

(写真の掲載は控えさせてください)

 

寒くないか心配だったのですが

疲れ切ってた父と母は、21時半過ぎには布団に入って寝ました。

 

翌朝

6時半に起こすことになっていたので

和室の障子をあけて起こすと、どうやらグッスリ眠れた様子。 

 

実はうちの和室は、窓側もリビング側も障子で仕切られていて

雨戸や遮光カーテンがないので、部屋を暗くできないのですが

この時期6時半だとそんなにまぶしくないので

その時間までゆっくり眠れたようでした。

 

そして朝ごはんはこちら!

 

去年の「とっておき家事」で取り組んだ

ミニミニパンケーキをたくさん作って、トッピングを楽しむ方法

取り入れました。

 

父も母もすごく喜んでくれて、母は

「写真撮る!ここは撮影OKなん!?(笑)」

と冗談を言いながら、スマホで写真を撮ってました。

今度自分の実家に帰った時に、祖母に見せるそうです。

 

その後、二人とも無事に妹一家のもとへ出発。

風邪ひき、そして疲労のピークだった母の顔色もすっかり良くなり

足取りも軽やかに我が家を出ていきました。

 

実際の来客による宿泊が、旧暦ホテルを始めてから初めてだったので

どうなんかなーと心配でしたが

どうやら大満足だった様子です。

 

今回のおもてなし、「とっておき家事」の一つの集大成になりました。

父ちゃん、母ちゃんまた来てね~。