旧暦ホテル ―古くて新しい暦と暮らす―

2018年立春からスタート。旧暦と共に、「大人の本気の『ごっこ遊び』を通じ、ホテルで過ごすような快適な日々を追い求めていきます。

旧正月の着物

じゅん( @JMaugun )です。

今日は着物について。

 

 

着物大好き

私は着物が大好きです。

以前も書きましたが、着物はとっても似合う=着物体型

和装用のトルソーってあるんですが

見事ななで肩寸胴型でして・・・

 

 

ちなみに洋装用の普通のトルソーはこちら。

 

この和装用トルソーを一回り大きくしたのが私、というくらい

初めて見たときは、あまりの既視感にのけぞりました(笑)

 

成人式の数ヶ月後にアンティーク着物の存在を知り

雑誌や本を買って「綺麗やな〜」と眺める日々が続きました。

着物は着たかったけど、自分では着られず

たまに母に、母の着物を着せてもらっていました。

(うちの母は娘二人に振袖を着せる為、

近所の人に「着せ付け」を教えてもらってました)

 

その数年後、ひょんな事がきっかけで

着付けを習いに行く事になり

私の「着物自装ライフ」がスタートしました。

 

ほとんど頂き物

私が持っている着物は、ほとんどが頂き物です。

1)母のお下がり

身長一緒。母が20代前半で作った着物ばかりなので若干細身。ほぼ新品(笑)

2)祖母のお下がり

母方の祖母の物。着物好きやねんと言ったら譲ってくれました。

3)叔母のお下がり

嫁入り時に「いらん」と言ったにも関わらず

祖母が作ったそうな。1枚を除き新品(笑)

(その1枚も着たのは2回だけらしい)

昨年7月に引き取ってきました。

4)友人のお下がり

年上のマダムな友人が着ていた物。娘さんもいはるのに私にくれるので

「いいんですか?◯◯ちゃんに残さなくて」と尋ねると

「えーねん!あの子にはもっとええ着物買うから!」

と言われました。

 

おばあちゃんの着物

さて、昨日の着物ですが、ルート2の「祖母のお下がり」です。

 

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 (帯揚げモッサモサですみません。後で直しました)

 

祖母が17、8歳の頃に着ていた着物です。

 祖母曰く「こまおり」という着物で

学校とかで「私、こまおり◯枚持ってるんよ~」

という会話が、ちょっとした自慢として成立するような

身近な晴れ着だったようです。

 

祖母が「こまおり」を何枚持ってたかは知りませんが

この羽織と着物と帯のセットは、大のお気に入りで処分できず

大事に大事にとっておいたそうです。

 

着物だけだとこんな感じ。

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 「娘さんの晴れ着」なので、袖が長めです。

 

この着物には、祖母の食べこぼしの跡があって

以前は白いレースの蝶を縫い付けて隠してましたが

洗い張り→仕立て直しをお願いしたところ

とっても綺麗になって帰ってきました。

食べこぼし跡も、着付けると隠れる場所に変わっていて

職人さんの凄さを感じました。

 

小物

帯揚げは母のお下がり。黄色の絞りです。

(何故あの頃の帯揚げって、絞りがあんなに多いのか)

帯締めは黄色で揃えました。

元々黄色の帯締めもお下がりであったのですが

もうクッタクタにくたびれていて

外に締めて出られないくらいだったので、買い直しました。

 

羽織紐はマダムな友人からのお下がり

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 九谷焼だそうです。

 

半衿は内側に黒いレースが付いています。

本来なら黒レースを外側にして、ガンガン見せるのですが

パーソナルカラーがスプリング(自己診断)の私は

何だか似合わないので

いつも黒いレースがチラッとだけ見えるように付けています。

 

 

今後も旧暦を意識して着物を着たら、アップしていきますね。

どれくらいできるか分かりませんが

基本的に月1回ペースで着てるので。

今年は新しいコーディネートにも挑戦したいです!