旧暦ホテル ―古くて新しい暦と暮らす―

2018年立春からスタート。旧暦と共に、「大人の本気の『ごっこ遊び』を通じ、ホテルで過ごすような快適な日々を追い求めていきます。

初午とは

じゅん( @JMaugun )です。

 明日は旧暦如月、二月十一日。初午(はつうま)の日です。

 

 

初午って?

初午はその年の豊作祈願が原型で、それに稲荷信仰が結びついたものだそうで

「お稲荷さん」(稲荷神社)を祀る日らしいです。

江戸時代には、この日に子どもたちが寺子屋へ入門したそうな。 

 

旧暦二月の最初の「午」の日に行われたのですが

こちらも今は新暦にとってかわられ

本来はそれこそ今頃、春先の行事だったのですが

新暦2月初旬の寒い頃に行われるようになっています。

 

「午」の日って?

普段意識したことは、私はほぼ無いのですが

新暦になった現在でも十干十二支の組み合わさった物が

毎日割り当てられていて

「初午」は、二月が始まって最初の「午」の日に行われるのです。

 

ちなみに今年、2018年の新暦3月の干支はこちら。

旧暦二月が始まったのが、新暦3月17日。

その日から見ていくと・・・

 

3月17日 (二月一日)
戊申 (つちのえさる)

3月18日 (二月二日)
己酉 (つちのとのとり)

3月19日(二月三日)
庚戌 (かのえいぬ)

3月20日 (二月四日)
辛亥 (かのとのい)

3月21日 (二月五日)
壬子 (みずのえね)

3月22日 (二月六日)
癸丑 (みずのとのうし)

3月23日 (二月七日)
甲寅 (きのえとら)

3月24日 (二月八日)
乙卯  (きのとのう)

3月25日 (二月九日)
丙辰  (ひのえたつ)

3月26日(二月十日)
丁巳 (ひのとのみ)

3月27日(二月十一日)
戊午 (つちのえうま)

 

「午」の日きたーーー!(笑)

確かに旧暦二月最初の「午」の日です!
 

ちなみに時間にも割り当てられていて

(時代劇や小説などで、よく出てきますね)

「午の刻」は昼の12時を挟んだ2時間だそうです。

 

「正午」も「午」

ついでに「正午」に関して面白い事が書いてあったので

ウィキペディアをご紹介します。

 

24時間表示での0時から12時までの時間帯を、

12時間表示では「午前」

24時間表示での12時から24時までの時間帯を、

12時間表示では「午後」と呼称する。

夜の12時である「正子」はあまり用いられず、

「午前0時」の表記が一般的である。


「明治五年太政官布告第三百三十七号」改暦により

24時間制が導入された時に、

「正午」が用いられるようになった。

明治政府が「改暦ノ布告」を出す前には

時刻は十二支で数えており

午(うま)の刻が現在の午前11時ごろから午後1時ごろまでに当たることから

その中間の時刻(昼の12時)を「正午」と呼んだ。

 

正午 - Wikipediaより

 

お勉強になりました。

 

具体的に何するの?

私も今年初めて知ったのですが、お稲荷さんを作って食べるようです。実は稲荷ずしって作った事がないんです。

嫌いではないんですが、買った事しかない。

そもそも酢飯が若干苦手なので、あえてしないんですよね。

(手巻き寿司やちらし寿司もあまり作りません)

 

でも!

今年はせっかく旧暦ホテルで「初午」を知ったので

稲荷ずしを作って食べてみようと思います。

ちょっと変わったレシピで挑戦!

明日が楽しみです^^