太陰太陽暦って?
じゅん ( @JMaugun )です。
今日から数回、昨日ご紹介した「セルフ塾」で勉強した事を
こちらになるべく簡単に書き記していこうと思っています。
私が本を読んで習得し、まとめた物なので
間違っていたらゴメンナサイ。
太陰太陽暦
今までも旧暦関係の本は何冊か読んでいたのですが
読んでただけではイマイチ理解が悪かったのがこちら。
根本やないかい(笑)
「旧暦」は「太陰太陽暦」なんですよー
太陽と月の暦なんですよー
「へー」
で終わってました。
アホ素直なんです(うふっ)
太陰暦
まずは「太陰」暦から。
こちらが月の暦です。
新月の日をその月の1日とし、満月が15日〜17日頃にやってきて
月が欠けて行って再び新月。翌月1日になります。
こっちはとっても簡単♪
太陽暦
次は「太陽」暦。
これ、今も使用している現在の暦は太陽暦です。
じゃあ簡単やん!
ではなく、意外と複雑に設定されてました。
でも、自分で暦を新しく作るつもりで読んでみると
「システマチックで面白い」と感じた部分です。
1年を大きな円(サークル)として思い浮かべて下さいね。
行きますよ〜。
1年間をまずは二等分。
昼が最も短く夜が最も長い『冬至』
反対に
昼が最も長く夜が最も短い『夏至』
この2点で二等分します。
(円が歪なのは見逃して下さい(笑))
そして昼と夜が同じ長さになる『春分』と『秋分』を加えて四等分に。
次にそれぞれの中間の場所に
を入れていきます。
さあ、これで八等分できました!
次にこの八等分のそれぞれを三等分。
あら不思議!24の枠に分かれました!
(そらそーだ(笑))
これがいわゆる『二十四節気』です。
この二十四節気をさらに三等分した物が『七十二侯』。
これで太陽暦がザックリ完成です(*'▽'*)
これを合わせる
ところが
太陰暦=1年間が約354日
太陽暦=1年間が約365日
11日も差が出てきます。
(本当はもっと細かい数字なんですが、小数苦手なんでここではザックリいきます)
現在の世界標準暦の「グレゴリオ暦」では
1年間は365.2425日だそうで
2月に1日加えて、365.2425日の小数点以下の数字を調整し、366日とします。
さっきも書きましたが、太陰暦(月)の1年は太陽暦に11日足りません。
3年経つと・・・?33日ですね。ほぼ一ヶ月浮いてくるわけです。
この浮いた一ヶ月を「閏月」(うるうづき)として
19年に7回加えることになります。
これ、適当な場所に「えいっ」と入れてるわけではなく
ちゃんとルールに則って入れられますが
このルールは複雑なので、ご興味のある方はご自身で調べてみて下さい。
閏月
八月の後ろに来る閏月は「閏八月」という風に呼びます。
この入る場所のルールの決め方が太陽暦と連動していて
どこに閏月が入るかで、その年が暑い日が続くか寒い日が続くか等々分かります。
旧暦では
一〜三月が春
四〜六月が夏
七〜九月が秋
十〜十二月が冬
例えば「閏五月」が入る年は、暑い日が長く続きます(夏が長い)。
「閏九月」が入ると年は、冬の訪れが遅くなります。
太陰暦と太陽暦の組み合わせからは、もっともっと色んな情報が読み取れます。
昔の農家などではこの暦を上手に使って
農業に取り組んでたんですね。
次回は季節について取り上げます。