旧暦ホテル ―古くて新しい暦と暮らす―

2018年立春からスタート。旧暦と共に、「大人の本気の『ごっこ遊び』を通じ、ホテルで過ごすような快適な日々を追い求めていきます。

清明の取り組み 紺さん

じゅんです。

昨日はsnowさんの取り組みについてご紹介しました。

今日は旧暦ホテルのコンシェルジュ、紺さんの取り組みです。

 

 

紺シェルジュって?

お客様からの様々な依頼に応え

ご提案やお手伝いをしているコンシェルジュの紺さん。

二十四節気の頃に、業務日誌が手元に届きます^^

今までも立春、雨水、啓蟄春分と4本の業務日誌を紹介してまいりました。

(スタッフの仕事カテゴリーで読んで頂けます♪)

今回は清明の業務日誌。

どんなお客様がいらしたのでしょうか??

 

紺さんの業務日誌 ―清明

コンシェルジュの紺です。

清明は「清々しく明るい空気に満ちる季節」。

今日の旧暦ホテルには、清々しい旅の途中の若者がいらっしゃいました。

【紺シェルジュの業務日誌〜清明〜】

春休みのこの時期は青春18きっぷで旅をされている方に時折出会う。

本日コンシェルジュカウンターに立ち寄ってくださったのは清田 明 様。

今月から大学3年に上がられるとのことだった。

「高校の頃、生物の先生が自由なうちに一人旅をしろって言ってて。

写真サークルの先輩が四万十川まで

青春18で行った話を聞いたらそれを思い出して。

ここから四万十まで電車でいけるかな」

青春18きっぷは、今年2018年の春は新暦4/10の利用まで。

5枚綴りで11,850円。

一人で5回使っても、五人で1回ずつ使っても…と使い分けは様々。

清田様は旧暦ホテルに来るまでに1枚使ったそうで残り4枚。

JRの普通列車だけが使える。

そのため、新幹線を利用しないルートで計画しなければならないが…

調べた結果、(関東からだと)片道ほぼ2日かかる。

ルートをご提案しつつ、間の宿泊のことなど、計画を詰めていく。

なかなかハードな旅程だと思ったものの、

彼は「この機会を逃すと一生行けない気がするから」と出発を決めていた。

大学も後半になると就活なども本格的になる。

その前に、清々しい空気に身を置けたら、

それはお金に変えられない財産になるはず。

夕食前後には、電車旅のプランを旅のしおりにまとめて

お部屋に届けることを約束し、

部屋へ戻る後ろ姿をエールを込めつつ見送った。

 *****

青春18きっぷ……1日2,370円を超えるJRの移動だとお得。

乗り降り自由なので観光にもおすすめ。

「青春18」となっていますが、何歳でも使用可。奥が深い。

(参考)JR西日本 はじめての青春18きっぷ
 

https://www.jr-odekake.net/navi/18ticket/

JR東日本では西日本ほど大きく扱ってくれていない…

何故?西日本…うらやましい(笑)

四万十川……高知県にある日本最後の清流と言われ、

日本三大清流のひとつ。

ちなみに日本三大清流は、

柿田川静岡県)、長良川岐阜県)、四万十川高知県

柿田川長良川もそれぞれすばらしい景色で、

特徴もそれぞれ。制覇してみたくなりました。

(参考)三大清流の写真があったサイト
 

https://portfolio-ai.com/clear-river-in-japan

 

「日本三大清流」という名前だけは聞いたことがあり

四万十川は存じていましたが

長良川が「三大清流」に入っていた事は知らず

柿田川に関しては初耳の名前でした。

(岐阜、静岡の皆様、大変失礼いたしました)

 

紹介して頂いたサイトの写真の美しいこと!

本物はもっと綺麗なんだろうな。

 

季節は清明。仲春から晩春へと移っていきます。

外遊びには絶好の季節!

ご興味おありの方、お近くの方は

「日本三大清流」へ是非、足をお運びください^^