旧暦ホテル ―古くて新しい暦と暮らす―

2018年立春からスタート。旧暦と共に、「大人の本気の『ごっこ遊び』を通じ、ホテルで過ごすような快適な日々を追い求めていきます。

立夏の取り組み 紺さん

じゅんです。

昨日は二十四節気のうちの一つ、立夏でした。

スタッフの取り組みをご紹介しますね。

 

 

「紺シェルジュ」の業務日誌

 

旧暦ホテルのコンシェルジュの紺さん。

二十四節気に合わせて業務日誌が支配人に提出されます。

 

今までの分も「スタッフの仕事」カテゴリーでご紹介していますので

季節の移り変わりを楽しむために

ゆっくりご覧いただくのも楽しいかと思います^^

 

立夏の業務日誌

 

立夏の昨日も、業務日誌を提出して頂きました。

 

コンシェルジュの紺です。

立夏は「夏の始まりの時期」。

何かが始まりそうな、そんな予感をさせるお客様がいらっしゃいました。

 

【紺シェルジュの業務日誌〜立夏〜】

ゴールデンウィーク、連日満室で大忙しの中、今日から立夏がスタートする。

館内に生けられた花を横目で見つつ、カウンター対応に追われていた。

この時期はお子様や若いカップルなども泊まられるので、

館内のギャラリーエリアでは、日替わりで催し物が行われている。

今日はハーバリウム教室で、このイベント目当てのお客様も何名かご案内した。

 

ちょうど人が途切れたタイミングで、スーツを着た男性がカウンターにやってきた。

このゴールデンウィークにもビジネスでお泊まりになっていた

浮草秋路(うきくさ しゅうじ)様。

営業先への手土産のご相談だったので、ご案内のパンフレットを用意していると

「今日って立夏なんですか?」

とお尋ねになった。目線の先には立夏の説明パネルがあった。

 

今日から2週間ほどが立夏と呼ばれる二十四節気なんです、と伝えると、

今度は「女性の贈り物に喜ばれそうなものってあります?」と相談された。

聞けば、現在自分は転勤でこちらにきているが、

今日が立夏だと知り、地元の「立夏」という名前の友人に

何か送りたいと思ったそうだ。

 

「本日、ハーバリウム教室を開催しておりますので、

よろしければ手作りされるのはいかがですか?」

素材にはスイトピーやバラなど今の時期の花を取り揃えている。

きっと地元の立夏さんも喜んでくれるはず。

 

お客様は一瞬考えたあと、ハーバリウム作りに向かわれた。

しばらくして、完成品の郵送を依頼されたので、うまくできたようだった。

きっとご友人は…(恐らく遠距離恋愛の彼女さんだと思うけど…)

喜んでくださるはずだ。

今度は立夏さんと、ぜひお越しいただきたいものだ。

 

*****

ハーバリウム:植物標本。花の瓶詰めという感じで、

中にオイルを入れることで、長期に花の色を楽しめます。

https://www.hanadonya.com/magazine/hanarecipe/dryflower/2739.html

書店で「ハーバリウムスターターキット」なるものを見かけ欲しくなっています。

ホテルのギャラリーってたまにイベントをやっているイメージです。

絵手紙教室とかもいいですね!snowさん!

 

鈍い支配人は、お二人が

「単なる知り合い」の関係性だと本気で思ってました(笑)

よく気が付く紺シェルジュのおかげで、浮草様のハーバリウムには

夏を感じさせるメッセージカードを添えられるように準備。

(季節に応じて取り揃えてございます。いつでもお申し付け下さい)

ご満足頂けたら良いなぁ。

 

そして絵手紙教室の案が提案され、

専属絵手紙のsnowさんに電話でお伝えした所、snowさんは快諾!

というわけで、次回は絵手紙教室の模様をお伝え致します♪

私はギャラリーのセッティング変更、頑張ります(笑)