旧暦ホテル ―古くて新しい暦と暮らす―

2018年立春からスタート。旧暦と共に、「大人の本気の『ごっこ遊び』を通じ、ホテルで過ごすような快適な日々を追い求めていきます。

もうすぐ大寒

じゅんです。

今週の日曜日の旧暦師走、十二月十五日は

二十四節気の一つ、「大寒」です。

 

 

大寒って?

 

「だいかん」と読みます。

二十四節気の24番目!いよいよゴールが見えてきました!

 

一年で最も寒さが厳しいと言われるこの時期。

テレビなどでよく見る、寒い中に外で行う武道や水泳のお稽古を

「寒稽古」というそうなのですが

この時期に行う物だそうです。

 

この時期の水は冷たく雑菌が少ないらしく

お酒やお味噌、醤油など長期間熟成させる物の仕込みには

この時期に汲んだお水を使うそうな。

 

詳しくはこちらをどうぞ。

sk-imedia.com

 

インフルエンザ

 

流行ってますね、インフルエンザ。

学級閉鎖もかなり出ていると、ツイッターで拝見しました。

 

私が最後にかかったインフルエンザは、11年前のこの時期でした。

その前まではほぼ4年ごとに1回かかるペースでかかっていて

(オリンピックみたい(笑))

しかも毎回、新暦1月下旬の大寒の時期と被ってました。

 

何故11年前のインフルエンザを覚えているかというと

 

・症状が結構重かった

・その後の仕事が大変だった

・年齢のせいかもしれないけど、その後食事の量がガクンと減った

 

という3点で、なかなか印象深かったからです。

 

それまではごはん大盛り3杯を、毎晩食べていたのに

インフルエンザ完治後は

大盛り2杯になったんですよねー(え?)

 

阪神淡路大震災の頃も

 

明日は阪神淡路大震災が起こった日。

震災当日、実は母がインフルエンザを発症しまして。

 

あの頃は子どもで実家暮らしだったのですが

早朝に耳が突然痛くなって目が覚め

ベッドの中で耳を抑えて耐えていたら、そこへ突然の地震

 

部屋の中のクローゼットの扉が、全て一斉に開きました。

 

我が家は震源地よりも南側だったので

ライフラインも無事、建ったばかりの自宅も無事で

被害はかなり少なかったですが。

(当時通っていた学校は、校舎にヒビが入り、数日休校でした)

 

両親が地震直後に私と妹、それぞれの部屋に駆けつけて

お互いの無事を確認したのですが

私は「耳が痛い」、母は「しんどい」と。

 

日が昇り、母の症状はだんだん重くなり

近所の人に付き添ってもらって

私と母と近所の人で車で病院に行くと

(結構遠くの病院まで車で行きました。

地震の影響か、道もかなり混んでました)

地震で怪我をした人たちも運び込まれていたようで

病院はてんやわんやな様子でした。

 

その病院で私は中耳炎と診断され

母はインフルエンザと診断されました。

 

そしてもちろん私もその後にインフルエンザを発症し

しかも同じ日に父も発症し

大寒のこの時期、震災直後に親子で寝込みました。

 

今思えば、寝込める家があって助かったなぁという印象です。

あの頃は子どもだったので、そんな事も気付かないままでしたが。

 

今年の大寒は、元気に迎えられますように。

外出時のマスク、そして手洗いうがいは忘れずに!

皆様もお気をつけ下さいね。