旧暦ホテル ―古くて新しい暦と暮らす―

2018年立春からスタート。旧暦と共に、「大人の本気の『ごっこ遊び』を通じ、ホテルで過ごすような快適な日々を追い求めていきます。

旧暦の「重陽の節句」

じゅんです。

今日は、先日の旧暦長月九月九日に行った

重陽節句ごはんについてです。

 

 

重陽節句とは

 

奇数を縁起の良い「陽数」とし、その陽数の最大の数字である「9」が重なる

重陽」を祝う日です。

行事食として、栗、菊、ナスを頂きます。

 

詳しくはこちらをどうぞ

 

 

重陽 - Wikipedia

 

夕食に菊を頂く

 

今日までが二十四節気の「寒露」なのですが

寒露の中の七十二候(次候)で

「菊花開(きくのはなひらく)」というものがあります。

 

そうか、ちょうどこの旧暦での重陽節句の頃に

菊の花が咲くのか、と妙に感動しました(笑)

 

昨年は新暦の9月9日に菊をネットで取り寄せて頂いたのですが

今年は旧暦九月九日に合わせてお取り寄せ♪

 

菊の下ごしらえの方法は非常にシンプルで

 

1)花びらを花からむしり取る

  (中央の短い部分は残して、周りの長い花びらのみ)

2)お酢を入れたお湯で30〜40秒ゆがく

3)ざるにあけて軽く絞る

 

終わり!

 

です(笑)

さて、この日の夕食がどうなったかと言うと・・・

 

重陽節句ごはん

 

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こんな感じに。

中央の黄色い物が、菊のおひたし。

ゆがいて水気を絞った菊を軽くほぐし、薄口醤油を回しかけただけ(笑)

でも、これが一番美味しかったです!

 

栗は栗ごはんとして頂きました。

ナスも頂きたかったのですが、

ナスが苦手な夫がいるので使いませんでした。

 

明日から「霜降

 

明日の旧暦九月十五日から、

二十四節気の「霜降(そうこう)」に入ります。

暑がりの夫はつい最近まで夏布団とハーフパンツだったのですが

昨日からようやく長ズボンと半袖のパジャマを着て、冬布団になりました。

 

こんな寒そうな漢字の季節でも、元気に汗ばむ夫はさておき

だんだん寒くなって参りますので、皆さまはあたたかくしてお休みくださいね。