旧暦ホテル ―古くて新しい暦と暮らす―

2018年立春からスタート。旧暦と共に、「大人の本気の『ごっこ遊び』を通じ、ホテルで過ごすような快適な日々を追い求めていきます。

台風21号の振り返り その1

じゅんです。

少し日は経ってますが、先日の台風21号の振り返りをば。

 

 

当日の様子

 

あの日は朝から静かでした。

「これほんまに台風来るん!?」っていうくらい。

ただ、和歌山にいる親戚、大阪南部に住む両親は

順番に停電になっていたので

タブレットや携帯等を充電しておきました。

 

14時ごろ。

突然ものすっごい風が吹き荒れました。

窓があらぬ音を立てて揺れ、隙間風がすっごい勢いで入ってきます。

 

我が家は2001年築のマンション。

台風でそうそう困った事にはならないだろうと

甘くみていた私たち夫婦。

ベランダに出してたごみ箱や箒を

家の中に入れるくらいの事しかしていませんでした。

 

それが、ドドドドドッと凄まじい音で雨戸の無い窓が唸り

鉄筋のマンションが揺れるのです。

震度1くらいはあるんちゃうかと本気で考えました。

 

リビングにいたのですが

リビングの窓がまともに風を受ける方角だった為

これは危ない、寝室に移動しようと考え出したその時

 

ブツン

 

音を立てて電気が切れました。

 

停電本格化

 

一瞬消えた電気はすぐにつき、テレビが再開。

しかしその後3分もしないうちにまた消えたのです。

ここから長い停電の始まりでした。

 

とりあえず2、3時間程度で復旧するのではと

甘い読みの中で、冷蔵庫温存作戦(扉を開けない)に入り

寝室で寝転がりならが、時間が過ぎるのを待ちます。

 

そして恐れていた出来事が。

ついにお手洗いに行きたくなったのです。

 

停電と断水はセット

 

実家は停電したものの断水していなかったので

うちもそうだろうと勝手に思い込み

トイレの説明書を出してきて「停電時は」のページを確認。

 

すると、我が家のタンクレスのトイレは

停電時に手動で水を流せるレバーは無く

停電だろうが断水だろうが、バケツで流すように書かれていました。

 

実は我が家は、阪神淡路大震災の経験から

お風呂の残り湯を溜めておく義母にならい

夜に入ったお風呂のお湯を、捨てずに置いてあったのです。

(今日も置いてますよ!)

 

結婚して随分経ちますが

初めて残り湯が役に立つ日がやってきました。

 

バケツに汲んで、ザバーっと流すのですが

量が少ないのか流し方が悪いのか、イマイチの様子。

もう一度流した後、残った水の量が少なそうだったので

念のため補充。

(便器内の水の量が少ないと下水管の臭いがあがってくるそうな)

 

そして手を洗おうと洗面所で水を出そうとしたら

「ブシュッ」という音と共に水が若干出て、途絶えました。

 

北海道の地震でも報道されていましたが

マンションの給水システムは電動のケースが多く

そのせいで、停電すると必ず断水するシステムになっているようです。

本当に驚きました。

 

ちなみにその後、手はウェットティッシュで拭きました。

 

懐中電灯

 

そんなこんなのバケツとの格闘の間、懐中電灯を持ってウロウロ。

我が家は廊下、お風呂、洗面、トイレには窓が無く

昼間でも懐中電灯が無いと動けない事を実感しました。

 

懐中電灯は置いてあったのですが

「これくらいでいいよね」と置いてあった乾電池の量が微妙で・・・。

災害時には乾電池の量も安心につながる事が分かりました。

 

長くなったので次へ続きます。