旧暦ホテル ―古くて新しい暦と暮らす―

2018年立春からスタート。旧暦と共に、「大人の本気の『ごっこ遊び』を通じ、ホテルで過ごすような快適な日々を追い求めていきます。

白露の取り組み 紺さん

じゅんです。

一昨日は二十四節気の一つ、白露でした。

 

 

スタッフの取り組み

 

二十四節気に合わせて、スタッフの皆様が

「こんな取り組みしました!」と教えて下さるのですが

それが毎回とっても楽しみで♪

 

昨日はハッピーフラワーアドバイザーの

ラビットさんの取り組みをご紹介しました。

 

kyureki-hotel.hatenablog.com

 

今日はコンシェルジュの紺さんです。

 

紺シェルジュの業務日誌

 

こんばんは。コンシェルジュの紺です。

白露は草花に朝露が宿り始める頃。

少しずつ秋を感じられるようになってきました。

そんな中、今日はみずみずしいお客様がやってこられました。

【紺シェルジュの業務日誌〜白露〜】

今年は台風の当たり年らしく、ぐずついた天気が多い。

そんな中、貴重な晴れの週末。

お客様の多くは、土曜日の夜に旧暦ホテルにやってくる。

目の前のご家族もその一組だ。

「これ、ぼくがとったの!」

「わたしのはこれ!」

カウンターに背伸びしているお二人は、

高梨さんご家族の双子で5歳の

豊(ゆたか)くんと幸(さち)ちゃんだ。

ご両親いわく、午前中に梨狩りに行き、梨を購入したものの

保存のことが気になったらしい。

旬の食べ物については、いつも旧暦ホテル専属スタッフが

資料を用意してくれている。

それによると、水分の蒸発でカサカサになってしまうのを防ぐため、

新聞紙でつつみ、ポリ袋に入れて冷蔵保存すると良いとのことだった。

果物情報サイト 果物ナビ (梨のページ)
 

https://www.kudamononavi.com/zukan/jpnpear.htm

「新聞紙やポリ袋はご用意できますので、

お部屋の冷蔵庫に入れておくのはいかがですか。」

というと、ご両親は「お願いできますか?」と言ってくれたのだが…

「ゆーくんのなしたべる!」

「さっちゃんのなしたべる!」

どうやら午前中の梨の味が気に入った上、

『自分が採った』梨を食べたいらしい…

悩んでいるご両親に「少しお待ちいただけますか」と断って、

キッチンのスタッフに内線をかけ確認をした上で提案した。

「キッチンのスタッフが、

お子様たちの目の前で梨を剥くことができるそうですが、

ご利用されますか?」

「ホテルの人に梨を剥いてもらう?」とお母さんが聞くと

「「うん!」」と梨を持ったままの二人は元気よく頷いた。

それで、キッチンスタッフにお願いする旨を伝えたあと、

早速ご家族を食堂にご案内した。

カウンターを開けるわけにはいかないため、

そこからは他のスタッフにバトンタッチしたが、

お部屋への戻り際、にっこり笑ったご家族の顔を見ることができ、

ほっこりした気持ちになったのだった。

 

*****

豊水幸水/にっこり:梨の品種から

梨の種類ってたくさんありますね。

みずみずしい梨は本当においしいです。

にっこり梨は800gほどあり

通常の梨の2〜3倍くらいの重さ、大きさでしょうか。

値も張るのでなかなか食べられませんが、

インパクトも甘さもある梨です。

小さい頃『自分が○○した』という付加価値って

とても大きかったなぁと思い出しました。

 

キッチンスタッフ、グッジョブです(笑)

後でお礼言いに行かなきゃ。

 

今回もとっても可愛いお客様がいらっしゃいました。

旧暦ホテルでは小さいお子様にもご満足いただけるよう

コンシェルジュやスタッフが細やかに対応するよう心掛けております。

どうぞお気軽にお申し付け下さいませ^^