スタッフの取り組み snowさんの満月茶会
じゅんです。
暑い日が続いてますね・・・
満月の日には
一昨日は文月の満月でした。
事情により私の満月御膳はできなかったのですが
(残念!来月は実施できるようになっていたい!)
スタッフのsnowさんが
手作り和菓子で満月の日を楽しまれたご様子。
そのレポートを頂きました♪
ちなみに前回、水無月の満月茶会はこちら。
「満月茶会とは何ぞや」という方も、是非一度お読みください。
文月の満月茶会
『満月茶会2:わらび餅』
今月は、ちょっと力を抜いて
「わらび餅」にチャレンジしました~!
市販の「わらび餅粉」を使ったので、
パッケージ裏のレシピ通りに作っただけ~!
(簡単でしたよ!)
ウチに黒砂糖がなく、黒蜜が作れなかったので、
氷みつ(抹茶味)をきな粉に足してみました~。
(分かる方には分かる「氷みつ」です!笑)
みなさまも、「手作り和菓子」いかがですか~?!
わらび餅の思い出
実は私には、わらび餅に関する
忘れようにも忘れられない、ひと夏の思い出があります・・・
高校生の頃、図書委員だった私。
学校まで片道1時間半かかる中、
夏休みの決められた日に図書室に行き
一緒に図書委員をしていたクラスメイトと、蔵書整理を行っていました。
整理が終わった時、司書の先生がニッコリ笑顔でおっしゃいました。
「〇〇さん(私)、◎◎さん(友人)
わらび餅、食べる??」
クーラーのない中、作業をした私たち。
即答で「はいっ!」と笑顔で返事をした所
「じゃあ、これ。作ってね」
笑顔で渡された「わらび餅粉」。
「お鍋はそこにあるからよろしくね~^^」
・・・って、何!?
このクーラーのない暑い中、作った事のないわらび餅を
使った事のない司書室の小さいコンロで
わらび餅を今から作れと!?
友人と二人で呆然と立ち尽くしてたのですが
ただ立っていても暑いだけなので
二人して律儀に袋の裏面の説明書きを読み
わらび餅粉からわらび餅を作り始めました。
汗だくになりながら、理不尽な想いをかかえながら
何故突然わらび餅を作る事になったのか理解できないまま
女子高生二人で、鍋のわらび餅をかき混ぜ・・・
司書の先生はわらび餅が仕上がった頃に
「あら、出来たのね~」と笑顔で現れ
社会科の先生も呼びましょうかと、
地理のおじいちゃん先生を電話で呼びつけ
司書の先生・地理の先生・私・友人の4人で
暑い司書室でわらび餅を食べました。
「二人が作ってくれたんですよ~^^」
さも自発的に作ったかのように、地理の先生に言われて
かなりムッとしたのですが、地理の先生が
「おいしいよ、ありがとう」
とボソっと呟いてくれたので、ちょっと報われた気がしました(笑)
いまだにわらび餅を見る度に思い出す、このひと夏の思い出。
もやもやした気持ちも思い出しますが
先生方の顔や声も一緒に思い出すひと時になります。
(「ヨーロッパロッパ」と黒板に書いた地理の先生・・・)
そういえば今年はわらび餅食べてないな。
近い内に食べたいです。