旧暦ホテル ―古くて新しい暦と暮らす―

2018年立春からスタート。旧暦と共に、「大人の本気の『ごっこ遊び』を通じ、ホテルで過ごすような快適な日々を追い求めていきます。

スタッフの取り組み snowさんの満月茶会

じゅんです。

暑い日が続いてますね・・・

 

 

満月の日には

 

一昨日は文月の満月でした。

事情により私の満月御膳はできなかったのですが

(残念!来月は実施できるようになっていたい!)

スタッフのsnowさんが

手作り和菓子で満月の日を楽しまれたご様子。

そのレポートを頂きました♪

 

ちなみに前回、水無月の満月茶会はこちら。

kyureki-hotel.hatenablog.com

 「満月茶会とは何ぞや」という方も、是非一度お読みください。

 

文月の満月茶会

 

『満月茶会2:わらび餅』

 

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今月は、ちょっと力を抜いて

「わらび餅」にチャレンジしました~!

市販の「わらび餅粉」を使ったので、

パッケージ裏のレシピ通りに作っただけ~!

(簡単でしたよ!)

 

ウチに黒砂糖がなく、黒蜜が作れなかったので、

氷みつ(抹茶味)をきな粉に足してみました~。

(分かる方には分かる「氷みつ」です!笑)

 

みなさまも、「手作り和菓子」いかがですか~?!

 

わらび餅の思い出

 

実は私には、わらび餅に関する

忘れようにも忘れられない、ひと夏の思い出があります・・・

 

高校生の頃、図書委員だった私。

学校まで片道1時間半かかる中、

夏休みの決められた日に図書室に行き

一緒に図書委員をしていたクラスメイトと、蔵書整理を行っていました。

 

整理が終わった時、司書の先生がニッコリ笑顔でおっしゃいました。

「〇〇さん(私)、◎◎さん(友人)

わらび餅、食べる??」

クーラーのない中、作業をした私たち。

即答で「はいっ!」と笑顔で返事をした所

「じゃあ、これ。作ってね」

笑顔で渡された「わらび餅粉」

 

「お鍋はそこにあるからよろしくね~^^」

・・・って、何!?

このクーラーのない暑い中、作った事のないわらび餅を

使った事のない司書室の小さいコンロで

わらび餅を今から作れと!?

 

友人と二人で呆然と立ち尽くしてたのですが

ただ立っていても暑いだけなので

二人して律儀に袋の裏面の説明書きを読み

わらび餅粉からわらび餅を作り始めました。

 

汗だくになりながら、理不尽な想いをかかえながら

何故突然わらび餅を作る事になったのか理解できないまま

女子高生二人で、鍋のわらび餅をかき混ぜ・・・

 

司書の先生はわらび餅が仕上がった頃に

「あら、出来たのね~」と笑顔で現れ

社会科の先生も呼びましょうかと、

地理のおじいちゃん先生を電話で呼びつけ

司書の先生・地理の先生・私・友人の4人で

暑い司書室でわらび餅を食べました。

 

「二人が作ってくれたんですよ~^^」

さも自発的に作ったかのように、地理の先生に言われて

かなりムッとしたのですが、地理の先生が

「おいしいよ、ありがとう」

とボソっと呟いてくれたので、ちょっと報われた気がしました(笑)

 

いまだにわらび餅を見る度に思い出す、このひと夏の思い出。

もやもやした気持ちも思い出しますが

先生方の顔や声も一緒に思い出すひと時になります。

(「ヨーロッパロッパ」と黒板に書いた地理の先生・・・)

 

そういえば今年はわらび餅食べてないな。

近い内に食べたいです。