旧暦ホテル ―古くて新しい暦と暮らす―

2018年立春からスタート。旧暦と共に、「大人の本気の『ごっこ遊び』を通じ、ホテルで過ごすような快適な日々を追い求めていきます。

旧暦 桃の節供

じゅんです。

昨日は旧暦弥生、三月三日でした。

そう、桃の節供の日です。

 

 

桃の節供とは

 

「上巳」と呼ばれるこの日。

元々は中国で、三月上旬の巳の日に行われていたのですが

後に三月三日に固定されました。

(後といっても、三国時代の「魏」の頃(笑))

 

沖縄では「浜下り」という行事があると

スタッフの櫻井もえさんが教えて下さり

昨日そちらをちらっと書きましたが

「女子の健やかな成長」を祈る行事として定着しています。

 

元々は「流しびな」が一般的で

川などに紙で作った人形を流していたそうなのですが

江戸時代頃「人形遊び」と結びついて

こういう形にだんだんなっていったそうです。

詳しくはこちらをどうぞ。

雛祭り - Wikipedia

 

桃の節供ごはん

 

昨日は桃の節供ということで、色々献立を考えてました。

お寿司の酢飯はそんなに得意じゃないし

ちらしずしを作るのもなぁ・・・

今ダイエット中だから、ごはんの量も減らしてるし・・・

ということで、ミニ丼にし

本来ならハマグリのお吸い物を食べるのですが

貝がアレルギーでダメなので

三つ葉のお吸い物にしようかな、とか。

 

そしてこちらが昨日の様子です。

 

実は

 

昨日、ミニ丼を食べるのを楽しみにし

仕事に行く前に準備をしていたのに

肝心のごはんを炊くのを忘れてしまって・・・

 

帰ってからウキウキと炊飯器を見ると空っぽ!

「うわーっ!!炊くの忘れてるー!!自分にやられた!凹むー!!」

と大騒ぎする私に、夫は冷静に

「それは『やられた』んじゃなくて『やってもーた』って言うんや」

そうツッコんできました^^;

 

近年まれにみる私の凹みように夫は、

サトウのごはんを買いに行ってくれました。

 

普段は父の実家で作っているお米を食べているのですが

サトウのごはんと比べても、田舎のお米、美味しかったんやなぁと

二人で話していました。

 

元々は祖父母と伯父伯母夫婦が作っていたのですが

祖父母は亡くなり、現在は伯父伯母夫婦で作っています。

今時珍しい専業農家

我が家はいつも、父の実家からお米を買っています。

 

ちなみにすっごい田舎で

自分ちの山で伯父が木から落ちて、車が入れないので

ドクターヘリで救急搬送された事も。

(今はすっかり元気です)

 

これからも元気にお米や野菜やみかん、作ってほしいなぁ。

思いがけず自分のルーツのありがたさが身に染みた桃の節供になりました。