旧暦ホテル ―古くて新しい暦と暮らす―

2018年立春からスタート。旧暦と共に、「大人の本気の『ごっこ遊び』を通じ、ホテルで過ごすような快適な日々を追い求めていきます。

満月御膳と嘉祥の日

じゅんです。

今日は旧暦水無月、六月十六日(新暦7月28日)。

今日は満月、そして嘉祥の日です。

 

 

 

嘉祥の日って?

 

昨日のブログで書きました。

ご存知ない方はお読み下さい。

 

kyureki-hotel.hatenablog.com

 

満月御膳

 

今まで夜に行ってきた満月御膳。

今まではこんな感じ。

kyureki-hotel.hatenablog.com 

kyureki-hotel.hatenablog.com

さて今月はどんな感じになったでしょうか?

 

水無月の満月御膳

 

今月は訳あって朝食バージョンです。

こんな感じになりました。

f:id:j-k-maugun:20180728094655j:image

<メニュー>

鱧くき若芽

出汁巻卵

サラダ

味噌汁(白菜・ミョウガ・豆腐)

ゆかりごはん

冷やしぜんざい

とうもろこし茶 

 

旬の魚はハモ。

ハモと茎わかめを炊いたお惣菜を買いました。

f:id:j-k-maugun:20180728094757j:image

ごはんのお供系かな?

山椒がピリリときいていました。

 

嘉祥の日の和菓子

 

お菓子を供えて食べるこの日

(は!供えるの忘れてた(笑))

冷やしぜんざいを頂きました♪

 

冷たく冷えたぜんざい、甘くて美味しかった〜♪

 

来年もこの行事は是非やりたいです(笑)

 

水無月も半分過ぎました。

まだまだ暑い日も続きますし、予測不能な台風も来ています。

特に豪雨の被災地にお住いの方、お気をつけ下さいね。

 

ちなみに大阪北部地震で壊れたお家は

まだブルーシートかかったままのお家がほとんどで

(我が家はマンション)

こちらも早く、心穏やかに過ごせるようになるといいなと思います。

明日は満月。嘉祥の日。

じゅんです。

今日は旧暦水無月、六月十五日(新暦7/27)。

明日は満月、そして嘉祥の日です。

 

 

満月には

 

毎月満月の日は、「満月御膳」と称して

・一汁三菜

・旬の魚を使う

という条件を自分に課し

夜ごはんを作っています。

 

今月は明日が満月。事情により朝ごはんになりそうですが

楽しみたいと思います^^

 

嘉祥の日って?

 

旧暦六月十六日は「嘉祥の日」です。

今年実は初めて認識した日なんですが

新暦6月16日に、とっておき家事で取り組まれていたのを拝見し

(現在新暦6月16日は「和菓子の日」として制定されています)

これは私は旧暦でやらなくちゃ!と思ったのです。

 

ですが、調べていく内に

実行のハードルはかなり高いということが分かってきました(笑)

 

こちら、嘉祥 (行事) - Wikipediaにも書いてあるのですが

「陰暦六月十六日に、十六個の菓子、または餅を供えて食し

疫病をはらう」行事だそうなのですが

 

16個って!?

どんなお菓子!?お餅にしたって16個って・・・!

食べられへんやろー!!

 

と思ったのです。

 

由来は諸説あるようで、はっきりわかっていないそうなのですが

江戸時代あたりには16を分解して

1+6で7つのお菓子を食べる形もできたそうな。

 

でも7つにしたって多いわ・・・

 

というわけで、我が家は明日の満月御膳の際

和菓子のデザートを一つプラスして

嘉祥の日を愛で、病を祓おうと思います^^

 

さあ、明日はどんな朝食になるでしょうか?

またご報告いたします。

 

大暑の取り組み 紺さん

じゅんです。

一昨日は二十四節気の一つ、大暑でした。

 

 

折り返し地点の大暑

 

24ある二十四節気大暑は12番目です。

そう。折り返し地点ですね。

我が旧暦ホテルも、ここまでやってこられて嬉しいです(涙)

いつもご協力頂くスタッフの皆様

お読み頂いている皆様

本当にありがとうございます!

今後ともどうぞご贔屓に。

 

さて、大暑って何?という方もいらっしゃるかもしれません。

そんな時はこちらをどうぞ。

kyureki-hotel.hatenablog.com

 

スタッフの取り組み

 

二十四節気に合わせて、スタッフの皆様が

「こんなことしたよ~」と教えて下さるのを

こちらのブログでは随時ご紹介しております。

 

一昨日は専属絵手紙作家のsnowさん

kyureki-hotel.hatenablog.com

昨日はハッピーフラワーアドバイザーのラビットさん

kyureki-hotel.hatenablog.com

 

本日ご紹介するのはコンシェルジュの紺さんです。

 

大暑の業務日誌

 

旧暦ホテル「紺シェルジュ」の紺さん。

二十四節気に合わせて、業務日誌を提出してくださいます。

大暑の旧暦ホテル、どんなことが起こったのでしょうか・・・?

 

こんにちは。コンシェルジュの紺です。

大暑は「一年でもっとも暑さが感じられる頃」。

その代わり、夏のイベントは目白押しです。

今日はそんなイベントに関係したお客様がやってきました。

【紺シェルジュの業務日誌〜大暑〜】

ここ数日異常な暑さが続いている。

その反面、子どもたちも夏休みに入り始め、

ホテル内も若干賑やかになってきた。

各所でイベントも開催され、旧暦ホテル内も週末は満室が続いている。

そんな中、一人の女性がカウンターに現れた。

「すみません、ちょっとこちらのホテルの屋上に上がりたいのですが…」

事情を伺うと彼女は玉屋花夜(たまや かよ)さんといい、

実家が花火を作っており、

今は繁忙期につきこちらに戻ってきているらしい。

今度の花火大会に先駆けて、打ち上げ計画のために

高い場所からの写真が撮影したいとのことだった。

そういうことなら…とマダム支配人に問い合わせたところ、

支配人自らご案内してくれることになった。

ふと手が空いたタイミングで、地元の花火大会情報をチェックする。

移動されるお客様のためにも時折利用するサイトだ。

 

全国花火大会 花火カレンダー
https://hanabi.walkerplus.com/calendar/

 

きっと玉屋さんの花火が上がるのは、約2週間後だ。

準備もいろいろと大変なんだなぁと感じる。

しばらくして二人で戻ってくると、玉屋様はお礼を言って帰られた。

マダム支配人に様子を聞くと、十分な写真が用意できたこと、

せっかくだから屋上で宿泊以外のお客様も

花火大会を見られる特別席を用意しようかと

考えていることを教えてくれた。

花火大会までは期間がない。

でも、一生懸命花火大会を考えてくれる玉屋さんのような人がいるのなら、

できるだけ大勢の方に日本の夏を感じてもらいたい。

忙しくなりそうだけど、わくわくする、そんな大暑のひとコマだった。

*****

たーまやー とか かーぎやー とか

花火の掛け声について
 

https://jpnculture.net/hanabi/

花火ができるまでが…とても手間がかかるとわかりました

株式会社齊木煙火本店
 

http://www.saikienkahonten.co.jp

地元や旅先の花火大会情報調べにはこれ!

当日催行するかも出るようです。

全国花火大会 花火カレンダー
 

https://hanabi.walkerplus.com/calendar/

 

玉屋様のおかげで、旧暦ホテルの屋上を

イベントで活用できそうです!

どんな風に企画しようかな・・・今から楽しみです^^

 

大暑から立秋までの期間が終われば

二十四節気上は「秋」になります。

暑い暑い夏ももう少し。

気温が高い状態はまだまだ続きますが

立秋を過ぎれば「残暑」と表現することになります。

 

体に気を付けて、この夏を乗り切りましょう!

 

大暑の取り組み ラビットさん

じゅんです。

昨日、二十四節気の折り返し地点、大暑を迎えました。

 

 

大暑って?

 

念のため掲載しておきますが

是非こちらの記事をお読みください。

kyureki-hotel.hatenablog.com

 

スタッフの取り組み

 

二十四節気に合わせて、旧暦ホテルのスタッフの皆様が

「こんなことしましたよ~!」

教えて下さいます^^

 

昨日は旧暦ホテル・専属絵手紙作家のsnowさんの作品を

ご紹介しました。

kyureki-hotel.hatenablog.com

 

ハッピーフラワーアドバイザー

 

本日ご紹介するのは、ハッピーフラワーアドバイザーのラビットさん。

いつも季節に合わせたお花やグリーンをいけ

ホテル内を華やかに彩って下さいます♪

 

そんなラビットさんの大暑の取り組みは・・・

 

 

大暑のお花はひまわり♪

ひまわりにも、色んな種類があるんですね。

よくよく拝見すると、どれも違いが見えてきます。

 

ラビットさんのおかげで、この冬からずっと

華やかなお花を愛でることができ

非常に楽しい日々を過ごせています。

 

そんなラビットさん、開業準備から含め

ずーっとコンスタントにお花を飾る事を続けられていて

素晴らしいことだと感じています。

 

旧暦ホテルの1年を通じて、「お花を楽しむ日常」が

ラビットさんのこれからの生活の彩りとなりますように。

 

ラビットさんの今までの取り組みは

「スタッフの仕事」カテゴリーでご覧いただけます。

お時間ある時に、是非ご覧くださいませ^^

 

明日もスタッフの取り組みのご紹介が続きます。

お楽しみに!

 

 

大暑の取り組み snowさん

じゅんです。

今日は二十四節気の一つ、大暑です。

 

 

大暑って?

 

二十四節気の12番目、折り返し地点の大暑

これが二十四節気上では夏の終わりとなります。

(この次は立秋)

 

詳しくはこちらをどうぞ

 

kyureki-hotel.hatenablog.com

 

スタッフの取り組み

 

二十四節気ごとに旧暦ホテルの皆様が

「こんな取り組みしましたよ~!」と教えて下さいます^^

ちなみに、前回の小暑はこんな感じ。

 

kyureki-hotel.hatenablog.com

kyureki-hotel.hatenablog.com

kyureki-hotel.hatenablog.com

今回の大暑では、どんな取り組みでお楽しみ頂けるか

とっても楽しみです^^ 

 

専属絵手紙作家のsnowさん

 

旧暦ホテルの専属絵手紙作家のsnowさん。

二十四節気に合わせて24枚の絵手紙を描いて納品します!と

いつも素敵な絵手紙をお披露目下さいます♪

 

大暑の今回、どんな作品になったのでしょうか・・・?

 

絵手紙ロードレース:12大暑『ゴーヤ』

 

f:id:j-k-maugun:20180723171206p:plain

 

マダムじゅん支配人さま

 

おはようございます!

暑くなりました、学校は夏休みに入りましたね!

小さな(?)お客様も、ホテルに訪れる時期ですね!

 

今回のテーマは「ゴーヤ」です。

ことばが決まっていたのと

家庭菜園で採れた小ぶりなものというのが重なって、

ゴーヤの絵は若干小さめです。

(朝採れの朝活です!←言ってみたかっただけです、笑。)

 

ホテルのみなさまも、お身体を大切にお過ごしくださいm(__)m。 

 

snow

 

このゴーヤのリアルな感じ!

手触りが感じられるのは、私だけでしょうか?

 

この時期ならではのゴーヤ、美味しくいただいて

この暑い暑い大暑を乗り切りたいものです。

早くまともな暑さになってくれないかな^^;

 

snowさんの今までの作品は

「スタッフの仕事」カテゴリーでお楽しみ頂けます。

季節を追っていくと、なかなか楽しいですよ♪

おススメです。

 

もうすぐ大暑

じゅんです。

今日は旧暦水無月、六月九日(新暦7/21)。

もうすぐ二十四節気の一つ、大暑を迎えます。

 

 

二十四節気とは

 

・・・って、もう説明も不要かと思われますが(笑)

念のため。

 

旧暦=太陰太陽暦なのですが

(詳しく知りたい方はこちらをどうぞ

太陰太陽暦 - Wikipedia )

「六月」とか「七月」というのが

月の運行に従って定められている「太陰暦

夏至」とか「大暑」とかの二十四節気

太陽の運行に従って定められている「太陽暦」なのです。

 

春分夏至秋分冬至を軸として

一年間を24に分類し、季節を表した物。

古代の中国で考えだされて日本にやってきました。

 

大暑

 

来週の月曜日、旧暦六月十一日(新暦7/23)は

二十四節気の12番目、大暑

「たいしょ」と読みます。

 

そう、12番目!折り返し地点ですね!

 

ちなみに半年後にやってくるのは「大寒」。

大寒の次にやってくる「立春」と同じように

大暑の次にやってくるのは「立秋」です。

 

最も暑い時期である大暑

そして次の立秋も実は暑さのピークですよね。

 

こちらのサイトが非常に面白かったので

是非ご覧くださいませ。

kirisumasi.com

 

異常な天気、「命にかかわる」高温が続いています。

皆様、お身体には十分お気を付けくださいませ。

土用の丑の日

じゅんです。

今日は旧暦水無月、六月八日(新暦7/20) 

本日土用の丑の日です。 

 

 

土用とは

 

「土用」というのは四立(立春立夏・立秋・立冬)の直前の

約18日間の期間を指します。

最終日は「節分」です。

 

各季節それぞれに土用の期間がありますが

有名なのはやはり、夏の土用でしょうか。

 

ということで、今回の「土用」は

本日六月八日(7/20)~六月二十五日(8/6)の18日間ですね。

(ちなみにちゃんと、指折り数えてみました(笑))

詳しくはこちらをどうぞ。

土用 - Wikipedia

  

丑の日とは

 

以前「初午」について書いた時にご紹介しましたが・・・

kyureki-hotel.hatenablog.com

 

新暦になった現在でも、十干十二支の組み合わさった物が

毎日割り当てられていて

本日割り当てられているのは「癸丑(みずのとのうし)」。

(こちらのサイトで計算しています

干支計算|暦の計算|計算サイト

そう、「丑」の日なんです。

 

そして旧暦六月二十日(新暦8/1)は「乙丑(きのとのうし)」。

もう1回「丑」の日があります。

1度目の今日を「一の丑」、その次の丑の日を「二の丑」といいます。

 

本来は冬

鰻を食べるといわれる「土用の丑の日」。

平賀源内の発案だという通説が、広く知られていますね。

 

「丑の日」に「う」のつく食べ物を食べると、夏負けしない

 

という風習が当時からあったようで

本来の旬は冬である鰻を、売れ行きの悪かった夏に売れるように

店先に「本日丑の日」と書いて貼ったとか。

 

そんな戦略があったことを知った時は驚いたと同時に

未だに平賀源内の手のひらの上で転がされている気になりました(笑)

 

 

鰻にまつわる夫婦喧嘩

普段、とっても仲の良い私たち夫婦ですが

一度だけ夫婦喧嘩・・・というより

私が一方的にキレた事がありました^^;

 

実はその理由が「鰻」でして(笑)

 

ある時、夫が

「大学時代の男子バスケ部の集まりが名古屋である」と言いだしました。

(大学自体は名古屋ではないのですが、

全国に散らばっている皆さんが集まるため

ほぼ中間地点の名古屋がセッティングされたそうな)

 

本当は一緒に名古屋までいって、夫が集まりに参加している間

私は一人で名古屋観光でもしてようかな、と言ってたのですが

当日私にも別の用事が出来、珍しく夫婦で朝から別行動になりました。

 

その日の朝、家を出る直前に夫が言った一言。

 

「今日は先輩が決めてくれたお店が

 ひつまぶしのお店でなぁ。

 僕、万札しか今持ってへんから、千円札に両替できへん?」

 

え?

今なんて?

どこへ行くって言いました??

 

ひつまぶし!?

鰻!?

私を置いて鰻!?

名古屋で鰻食うてくるんか!?

 

朝から一気にマックスまで行った私は

「どーして一人で鰻食べるんよっ!?」

「いや、一人じゃなくて先輩が決めたんやけど・・・」

「なんでよりにもよって今日鰻なんや!

 私、鰻一番好きやのに!!

 男ばっかりなんやろ!吉野家で牛丼でもええやんか!」

 

ものすごく理不尽な事を並べ立てた挙句

 

「私はなぁ・・・!

 鰻もごはんも好きなんやっっ!!」

 

と、良く分からない捨て台詞を吐き

夫を送り出しました(笑)

 

夫はその後、合流して一緒に行った後輩にその話をし

集まりでも「よう分からんことで怒られた」と披露し

その席で「じゃあ奥さん連れて名古屋の名店に行ったらどうや」

そんな話になったようです(笑)

 

(ちなみにその日、私は自分の同級生や後輩との集まりがあったのですが

「旦那が私を置いて、一人で鰻食うてる」というと、後輩から

「じゃあ先輩も、旦那さんが好きな物を

 抜け駆けして食べたらいいじゃないですか」

と言われました。

「ちなみに、旦那さんの好きな物って何ですか?」

「・・・豆腐・・・」

 

・・・抜け駆け感が無いっ!

 

 

その数年後、鰻の旬の季節の冬場、

愛知の名店「あつた蓬莱軒」で、無事に夫婦で鰻を食べました♪

 

今でも鰻を食べる時には、この時の話が出ます(笑)

 

 

皆さんは今日は鰻を食べますか?

鰻を食べない予定の方も、何か「う」のつく物を食べられるといいですね。

今年は二の丑の日もあるので、チャンスは2回ですよ~♪